アパート住まいだからギターができないと考えてる方へ
おはようございます・こんにちは・こんばんは、愛知県安城市 JR安城駅徒歩1分のギター教室MusicAcademyRootsです。
今回も「ギターには興味あるんだけど」という方むけの記事です。前回は”ギターって楽しい?どのくらい楽しい?”というタイトルで記事を公開しています。中前は何が楽しくて20年以上もギターを弾いているのか?ギターを始めるとこんなに人生が楽しくなるよ!ということを語ってますので、この記事と合わせて是非そちらの記事もご覧ください。
そして今回の話は「ギターを始めたいんだけどご近所さんから苦情が来るんじゃないか心配」というかたへ向けたお話です。この記事を参考にしていただいてギターに取り組めそうかどうかを考えてみて下さい。
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ギターには大きく分けて2種類。エレクトリックギター(エレキギター)とアコースティックギターが存在します。ガットギターというのもありますがアコギに分類されると考えられるので今回はエレキとアコギの2種類とします。
エレキギターもアコギも当然ですが弦を弾けば音がでます。その音のせいで隣の住人やご近所さんから苦情が来るんじゃないか、という心配が付いてくるわけですね。
マンション・アパートにお住いの方も多いかと思います。壁1枚を挟んでお隣さんが生活してるのにギターなんて弾いて大丈夫なのか。一軒家にお住いの方でも住宅街だとお隣の家と密接していたり。アメリカなどの海外と異なり日本の住宅事情は厳しいです。
そんな生活環境の中でギターは楽しむことが出来るのか?答えは”Yes”です。もちろんアメリカみたいにお隣の家まで数キロ離れていて、ガレージや地下室でガンガン音を鳴らせるなんて環境に恵まれている方は稀だと思うので、他方制約や条件は付いてきますがやり方次第ではギターを楽しむことは出来ます。
アコギよりエレキ
アコギがやりたい!エレキがやりたい!あなたの中で既に決まっているならやりたい方をやりましょう。その方が楽しいですしモチベーションも上がるので上手くなるのも早いでしょう。ただ今回は”騒音”について焦点を当てています、
みなさんはエレキギターに対してどんなイメージを持っていますか?
スピーカー(アンプ)にギターを繋いで大量で演奏しているイメージを持つ方も少なくないと思います。一昔前なら不良のイメージもあったかもしれませんね。「エレキギター = 音がデカい」 だからアコギを始めよう。もしあなたがこう考えているなら少し待って!騒音が心配な人には実はエレキの方がお勧めなんです。
エレキギターはアンプに接続して演奏をします。だから大きな音を出すこともできますが、ギターアンプのボリュームを絞れば小さい音で演奏することもできます。それでも音が大きい、隣の人に聞こえて迷惑になっちゃうという方はアンプをつながずに弾くこともできます。本当は楽器の特性上、アンプを繋ぎたいところですが住宅事情がそれを許さないのであれば致し方ないです。
そしてギターの生音(アンプを接続せずに弦を弾く音)はみなさんが思っている音量よりはるかに小さいです。ペチペチという弦にピックがぶつかる音がでるだけです。
対して生楽器であるアコースティックギターは...かなり音が大きいです。アコギはボディ内部が空洞になっていてそこで音を増幅します。故に音量も必然的に大きくなります。
なので音量という面だけで判断するのであればアコギよりエレキギターの方が静かな音量で楽しむことが出来るでしょう。
ヘッドフォン
またエレキギターの場合はヘッドフォンを使用することもできます。練習用のギターアンプには大抵ヘッドフォン端子が付いているので、その機能を使えばアンプから出力される音を耳元で、自分だけにしか聞こえない状態にすることができます。
実質、自分以外の人に聞こえているのはギターの生音だけです。
それでも心配
とは言われてもやりたいのはアコギなんだよ、って方もいるでしょうし、アパートの壁が薄いから生音でも心配という方もいると思います。そんな方は外でやりましょう!
生徒の中にも公園や橋の下で練習してるひともいますよ。他にもお勧めなのがカラオケボックス。最近はギターなどの楽器練習に利用する人も増えたことから、カラオケボックス側で譜面台をレンタルしているところもありますし、カラオケの機器にギターを繋いで練習できる機種まで存在します。これを利用しない手はないでしょう!
少しお金はかかってしまいますが、ひとりなら安上がりですしドリンクも付いてくるところが多いですよね、それに冷暖房完備です!ギターを練習していると夏は汗だくになるし冬は手がかじかんで指が動かなくなりますがカラオケボックスであれば電気代も必要なく冷暖房使い放題です。
スタジオ
バンドなどを組むと練習で使用することが多くなりますがリハーサルスタジオという場所を使うのもいいと思います。カラオケボックスと違って、楽器を演奏する為に作られた施設なので防音室で練習を行うことが出来ます。
家で使用する小型の練習アンプとは違い、ライブ映像などでよく見かけるプロユースのギターアンプを使用することもできるのも嬉しいですよね。先に書いたように全室防音室なので自宅では出せないような大音量でギターをかき鳴らすことが出来るのはスタ時を利用する大きなメリットです。
場所によってはギターをレンタル出来たり、シールド、エフェクターなども借りることが出来るので、学校帰りや仕事帰りに手ぶらで寄ってギター練習という使い方もいいと思います。
まとめ
少し制約は出来てしまいますが、工夫をすれば日本の住宅環境でもギターを楽しむことは出来ます。実際にギターを楽しんでる人のほとんどは満足な音量でギターを楽しむことができていないと思います。みなさんご自身の住宅事情に合ったやり方でギターを楽しんでいらっしゃいますよ!
これをお読みいただき「できそうだな!」と思ってもらえたら今すぐギターを始めてみましょう!
そしてもし練習に困った時はぜひ教室へご連絡ください。みなさんのギターライフがより楽しいものになるよう全力でサポートさせていただきます!