音楽理論不要!耳コピまでの最初の一歩┃安城市ギター教室Roots
おはようございます、愛知県安城市 JR安城駅すぐのギター教室Roots、中前です。
今回はリクエストのあった耳コピについてです。
曲のコード進行を検索することができるインターネットサイト「Uフレット」がないと弾き語りができない!というコメントもいただいていたので「耳コピが出来るようになりたいけどどうしたらいいの?」「耳コピやってみたけど全然出来ない」
こんな方に向け、曲のコード進行が耳コピが出来るようになるまでの、最初の一歩をお伝えできたらと思っています。音楽理論などは使わず、シンプルなやり方とコツをお伝えしていくので参考にしてみてください。
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手順① フレーズを口ずさめるまで聴き込む
耳コピが出来ないよー!!って嘆いてる人の多くは、焦って間違ったやり方をしていて出来ないことが多いです。それを見直すだけでもかなり聞き取れるようになるはずです。
耳コピのやり方①フレーズを口ずさめるまで聴き込む
1つ目にして耳コピの大半を占める作業です。
今回はコード進行を耳コピする、という事に限定しているので、
口ずさめるようにするのはベースラインがおすすめです。曲の中で低い音で鳴ってる音ですね。
例えば、C Am Dm G7 というコード進行だった場合、
曲中で低音部分に当たるCド Aラ Dレ Gソが鳴っているはずです。
コードというのはこの低い音、ルートと言われる音に色んな音がくっついて、メジャーとかマイナー、メジャーセブンとか色んなコードに変化します。なのでその大本となるルートの動きを見つけて、口ずさめるようになると、この先の作業がかなり有利に進められます。
でも早く弾けるようになりたいからって言って、この部分を疎かにしてる人が多いです。何となくフレーズを知っているだけではなく、口ずさめるようになるまで聴き込むのが大事です。
今から音を拾っていくのに、何をコピーしたらいいのか分からなかったらコピーのしようがないですよね。
加えてリズムを含めて歌えるのが理想ですね。最終的にはリズムをとりながら、コピーするフレーズが歌えるようになっているのが理想です。
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手順② 次はベースラインから一つだけ音を見つけること
ここでも多くの人は早く弾けるようになりたいからって言って、
フレーズ全体を聞き取ろうとしてしまうのです。
慣れてくればフレーズ全体を一気にコピーする、
って事も不可能では無いと思いますが、初めての耳コピや、まだ慣れていない方であれば結局なにも分からなかった、ってことになる可能性が高いです。
ここでポイントなのは一つだけ、という事なんですね。最初の1音でもいいし、最後の終わりの音でもいいし途中に出てくる音でも大丈夫です。何かしら1音、自分が覚えたベースラインと同じ音を指板上から探し出します。
そして、それがあっているのか?確認のため、音源を流してその部分を弾いてみましょう。
これで違和感がなければ1音耳コピが出来たことになります。
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手順③ ②で見つけた音の前後の音を探す
ジグソーパズルを想像してみてください。ひとつのピースの位置が分かったら、その隣にはまるピースを探しますよね?ここが見つかったから、全然違うこっちのピースを探したりしないですよね。
それと同じように、②で見つけたベース音の次に出てくる音、またはその前に出てきている音を探します。
そしてそれが見つかったらまたその音と繋がる音、それが見つかったらまたそれと繋がる音と言った具合にどんどん音を見つけていきます。
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手順④ コードをメジャーとマイナーに分ける
ここまでで、口ずさめるようになったベースラインの音が見つかってるはずです。
ここからはルート音だけじゃなくて、和音、コードにしていきます。音楽理論などを勉強していると、何となくここはこのコードが来そうだな、とか予測がつくようになるんですが、今回はそういう難しいことはなしでいきます。
コードは大まかに3つに分けられると思ってください。
パワーコード
メジャーコード
マイナーコード
この3つです。
パワーコードはロックやメタルでお馴染みの力強いサウンドのコードですよね。なのでそういったジャンルや曲調の曲にはパワーコードが使われている可能性が高いです。
そしてメジャーコードとマイナーコード。
メジャーコードは明るいコード、マイナーコードは暗いコードと覚えてください。複雑なテンションがついたコードでも、ほとんどの場合がこのどちらかに属しています。
なので、今見つけたルート音を使ったメジャーコードとマイナーコードを当てはめて弾き比べてみます。音源を鳴らして一緒に弾いてみましょう。
理論ではなく耳で判別していくということですね。
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手順⑤ ほかの音が付いていないか?を調べる
メジャーとマイナーまで判別できればここまでで9割型、曲として成り立っているはずです。ここからは見つけたメジャーコード、またはマイナーコードに、ほかの音が付いていないか?を調べる作業です。
この作業も理論武装していないのであれば耳で判別していくことになります。
メジャーコードであれば、メジャーセブン、セブンスなんかが入って来ることが予想できますし、マイナーコードならマイナーセブンやディミニッシュ、マイナーセブンフラッシュ5なんかが入ってくる可能性もあります。
これはあくまで一部ですが、メジャー属性のコード、マイナー属性のコードをそれぞれを当てはめて一番しっくりくるコードを見つけていきます。
全てのコードがで揃えばこれで耳コピは完成です!
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まとめ
今回は理論武装せずに耳コピを習得するための方法をご紹介しました。
色々と話してきたんですが、1番大事なのは一気に聞き取ろうとせず、少しずつ耳コピしていくといことです。
1音づつでもやっていけば、時間はかかるかもしれませんが1音1音が繋がっていきます。慣れてくれば今回の作業を一気にやる、という事も可能になってくるので、やはり慣れが大事ですね。
数をこなせば耳コピも早くなります。
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