Slash - ギタリスト・バンド名鑑┃安城市ギター教室Roots
おはようございます、愛知県安城市 JR安城駅すぐのギター教室Roots、中前議晴（ナカマエ ヨシハル）です。
ギターに出会って二十数年。僕がいままで影響を受けてきたギタリストやバンドを紹介していきます。先ずは僕が一番影響を受け、僕のギターヒーローでもあるギタリストSlashについてまとめていきます。
彼の曲が弾きたい！こんなギターが弾けるようになりたい！という方がいらっしゃれば一緒にSlashやガンズの曲を題材にギターを練習しましょう。ぜひ教室へ足を運んでみて下さい。
▪スラッシュ（Slash）
生い立ちと背景
スラッシュ（本名：ソール・ハドソン）は、1965年7月23日にイギリスのロンドンで生まれ。母親は黒人の衣装デザイナー、父親は白人のアルバムカバーアーティストという多文化の家庭で育ちました。
彼が5歳のとき、一家はアメリカのロサンゼルスに移住。幼少期から音楽と芸術に囲まれて育ったスラッシュは、ロック音楽に強い影響を受け、やがてギターを手に取るようになりました。
ギターとの出会い
スラッシュがギターを始めたのは15歳のときでした。彼は友人の家でKISSのアルバム「Alive!」を聴き、そのサウンドに衝撃を受けてギタリストを目指すようになりました。
初めて手にしたギターは、祖母からもらったアコースティックギターでしたが、すぐにエレキギターに移行しました。彼は独学でギターを学び、ブルースやロックの影響を受けながら独自のスタイルを確立していきました。
ガンズ・アンド・ローゼズの成功
スラッシュは1985年にガンズ・アンド・ローゼズ（Guns N' Roses）に加入し、バンドの主要メンバーとして活躍。バンドは1987年にデビューアルバム「Appetite for Destruction」をリリースし、全世界で3000万枚以上のセールスを記録。
このアルバムには、「Sweet Child O' Mine」「Welcome to the Jungle」「Paradise City」などのヒット曲が収録されており、スラッシュのギターリフとソロが大きな役割を果たしました。
演奏スタイルと影響
スラッシュのギタープレイはブルースとロックの融合で、マイナーペンタトニックスケールとメジャーペンタトニックスケールを織り交ぜてのフレージングが特徴です。
彼の演奏は、リフの力強さとソロのメロディアスさで知られており、特にレスポールギターとマーシャルアンプの組み合わせで独特のサウンドを生み出しています。2024年現在はマーシャルからマグナトーン（Magnatone）へ鞍替えしマグナトーンからシグネチャモデルのアンプをリリースしています。
彼はジミー・ペイジ（Led Zeppelin）、エリック・クラプトン、ジェフ・ベックなどのギタリストから影響を受けており、それらの要素を自身のスタイルに取り入れています。
ソロキャリアと他のプロジェクト
ガンズ・アンド・ローゼズを離れた後、スラッシュはソロキャリアを開始し、スラッシュズ・スネイクピット（Slash's Snakepit）やスラッシュズ・ブギートレイン（Slash's Boogie Train）などのプロジェクトを立ち上げました。
また、スーパーバンド「ヴェルヴェット・リヴォルヴァー（Velvet Revolver）」を結成し、成功を収めました。このバンドは、元ガンズ・アンド・ローゼズのメンバーやストーン・テンプル・パイロッツのスコット・ウェイランドをメンバーに迎え、2004年にデビューアルバム「Contraband（コントラバンド）」。
2005年には日本でもツアーを行っており、2007年にはセカンドアルバム「Libertad（リヴベルタド）」リリースの際に2度目の日本ツアーを予定していたが、ボーカルのスコット・ウェイランドの薬物問題でビザが下りずツアーは中となっています。
コラボレーションと影響
スラッシュは多くのアーティストとのコラボレーションも行っています。マイケル・ジャクソンの「Black or White」や「Give In to Me」などの楽曲でギターを担当し、デイヴィッド・ボウイ、アリス・クーパー、Lenny Kravitzなどとも共演しています。これらのコラボレーションを通じて、彼はロックの枠を超えた幅広い音楽シーンで影響力を持つようになりました。
近年の活動
2010年には、自己名義のアルバム「Slash」をリリースし、多くのゲストアーティストを迎えた多彩な作品を発表しました。また、2012年には「Apocalyptic Love」をリリースし、スラッシュ・フィーチャリング・マイルス・ケネディ・アンド・ザ・コンスピレイターズ（Slash featuring Myles Kennedy and the Conspirators）というバンド名義で活動を続けています。このバンドは、ハードロックの伝統を守りながらも現代的な要素を取り入れた音楽を展開しています。
文化的影響と受賞歴
スラッシュの影響力は音楽だけにとどまらず、ポップカルチャー全体にも及んでいます。彼のトレードマークであるシルクハットとサングラス、長髪は、ロックギタリストの象徴となっています。また、彼はローリング・ストーン誌の「歴史上最も偉大なギタリスト100人」の一人として選ばれ、2007年にはロックの殿堂入りを果たしました。
個人的な人生と挑戦
スラッシュの人生は、音楽的な成功とともに個人的な挑戦にも満ちています。彼は長年にわたり、薬物やアルコール依存と戦ってきましたが、リハビリを通じてこれらの問題を克服しました。また、彼は動物愛護活動にも積極的に取り組んでおり、PETA（People for the Ethical Treatment of Animals）などの団体を支持しています。
まとめ
スラッシュは、その卓越したギタープレイと独自のスタイルで、ロック音楽に多大な影響を与え続けています。彼の音楽は世代を超えて愛され、彼の演奏は多くのギタリストにとってのインスピレーションとなっています。スラッシュのキャリアは、音楽への情熱と献身、そして個人的な挑戦を乗り越える力強さを象徴しています。彼の今後の活動にも大いに期待が寄せられています。
画像）Ed Vill from Caracas, Venezuela - Guns n´Roses Palacio de los Deportes 30/11/2016, CC 表示 2.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=58768314による
ということで今回は僕のギターヒーローSlashをまとめてみました。Slashやガンズの曲を弾けるようになりたい！という方はぜひ愛知県安城市にあるギター教室Roots安城駅前へ足を運んでみて下さい。
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